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●反戦映画をエンターテイメント化する必要性。

 

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●反戦映画をエンターテイメント化する必要性。 . 先日Abema TVで、 「若者が戦争映画や番組を見なくなっている。」 というテーマの番組をやっていました。 . 僕はじいちゃんが兵隊で満州に派兵していて親父は満州生まれ。 . さらに親族に広島の人が多く、子供の頃から戦争や原爆の話を聞いているので、昔から戦争の事はよく考えるし戦争の映画や番組は自発的に良く観ます。 . それに対して基本的にストレスは感じません。 . でもそんな僕でも、 「いやーこういう作り方じゃみんな観ないよ。。」 という映画や番組は山ほどあるんですね。。 . そういう作品は、 『暗い』『悲惨』『残酷』 こういう要素ばかりで作られてる物が多いです。 . みんな日々の生活で忙しく、さらに今は娯楽用の動画コンテンツがかつてないほど溢れまくっております。 . 僕のように子供の時から関心が強い人じゃなきゃ、わざわざ『観るのにエネルギーが必要な』戦争物はなかなか観ないと思います。 . 実際に先の戦争は暗くて悲惨で残酷だったのでしょうがないのですが、とにかく戦争があった事実は風化させず『伝えていく』事が大事だと思います。 . なのでみんなが『わざわざ観たがる』ようなエンターテイメント性の強い作品をもっと作る必要があると思います。 . そもそも戦争物というのは元々エンタメ化しやすいものです。 . 『恋愛』『生と死』『闘争本能』『哲学』など、どの時代の人間にも本能的かつ普遍的に関わってくる事を内包しているからです。 . 南北戦争を題材にした『風と共に去りぬ』は歴史的大ヒットを記録してるし、東京大空襲の夜に出会った男女の物語である日本映画の『君の名は』(昔のヤツね!)も恋愛要素を取り入れて大ヒットしています。 . この辺とはまた違うコンセプトで『核兵器問題』と『怪獣』という要素を組み合わせた離れ業で歴史的ヒットを出した『ゴジラ』もあります。 . 戦争物じゃないけどアメリカの銃乱射事件を扱った『ボーリングフォーコロンバイン』もエンターテイメント化して大ヒットしています。 . この映画の監督のマイケル・ムーアのコメント。 . 『"金曜日の夜にポップコーンを食べながらみんなで観れる"ように作った。 アメリカにとって風化させてはいけない社会問題を伝えるには、こういう作り方でなければダメだと思ったんだ。』 . このコメントが全てを説明している。 . 戦争の悲劇を風化させずに後世に伝えていくにはそれ以外ない、くらいに思っております。 . 若者が観てないんだったら尚更です。 結構切実な問題だと思います。 . 暗くて悲惨な部分を伝える作品も大事かもしれないですが、そういう作品はエンタメ作品を観た後に興味を持ってから観た方がむしろ伝わるんじゃないかとも思います。 . そこまでの『導線』を作る意味でも、エンタメ要素の強い『めちゃくちゃ面白い戦争物』の制作を強く希望します。 . 日本には才能ある作り手がまだまだ沢山いると思うので! . #戦争 #太平洋戦争 #反戦 #反戦映画 #インスタブログ

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2019-08-31 | Posted in blogComments Closed