blog ●友達の @daishihamada から映画バトン受けとりましたので紹介します! 【マトリックス】*長文です。 この投稿をInstagramで見る ●友達の @daishihamada から映画バトン受けとりましたので紹介します! 【マトリックス】*長文です。 . この映画のラストで流れる音楽は『Rage Against The Machine』の『Wake Up』という曲。 . 『マシーンへの怒り』という名前のバンドの『目を覚ませ!』という曲名が、この映画のコンセプトをまるごと説明している。 . この映画が公開された『1999年』は僕にとって特別な年だった。 . . ●この年の7月にノストラダムスによって”世界滅亡”が予言された。 . ●シリーズ16年ぶりの新作『スターウォーズ ファントム・メナス』が 公開された。 . . この2つのトピックだけで、この年の夏は僕にとってはかなり特別な季節になっていた。 . だが夏が過ぎた頃には、僕の心には大きな2つの穴がポッカリ空いていた。 . . ●世界が滅亡しなかった。 . ●あれだけ楽しみにしていたスターウォーズがクソだった。 . . 世界が滅亡しなかったのは本当に良かった。 . だが夏までの『スーパーモスキート』から身を守りながら毎日心臓をバクバクさせていたあの日々はなんだったのか。。。 (*スーパーモスキートはMMRを知らないとわかんねーかも) . . そんな大きすぎる穴を心に2つも開けたままの状態の僕に、ある情報が入ってきた。 . . 『9月に公開する"マトリックス”というハリウッド映画がとにかくすごいらしい。』 . . キアヌ・リーブスが出演する新しいSFアクション映画。 . 監督はまったく聞き慣れない名前の兄弟だった。 . 『あのスターウォーズ』後に、しかも誰も知らないSFアクション映画を公開するなんてすごい度胸だな。。 . . そう思った僕はあまり観に行く気はしなかったが、スターウォーズで空いた穴を少しでも埋めるために新宿の映画館に向かった。 . . しかし『まったく期待せずに』マトリックスを見終えた僕は、強い衝撃を受けた。 . そして僕は心の中でこう叫んだのだった。 . . 『つ、ついにハリウッド映画でこんな映画が作られる時代になったのか…!!!』 . . "ワイヤーアクション" "バレットタイム撮影(全方位にカメラを配置したイナバウアー撮影)" . そんなことはどうでもいい。。。 . . もちろんそういった新しい撮影技法を取り入れたのも素晴らしかったが、この映画の肝は何と言っても、 . . 『この世はコンピューターで作られた仮想現実である』 . . というコンセプトを大々的に打ち出したところ。 . . さらに、 . 『人間の本体は別の場所で眠らされており、この世はコンピューターが支配している』 . 『人間は眠らされていることに気づいておらず、夢の中で仮想空間であるマトリックス(この世)が現実だと勘違いしている』 . . オレが幼少の頃より追い求めている考え方が、まさかハリウッドのアクション映画として公開されるとは。。。 . . ただ、今までもこのテーマを扱った映画は無くはなかった。 . 小説の分野でも『ニューロマンサー』などのサイバーパンク系の作品では『仮想空間』はよく語られていた。 . . しかしここまで『徹底的かつ本気』の最新アクションとCGをふんだんに使い、エンターテイメント作品としてここまでの完成度が高い映画を観たのは初めてだった。 . しかも、 『仮想空間を支配するコンピュータと、それに抵抗する人間側が戦い、勝利する』 という展開も斬新だった。 . . かくしてこの『マトリックス』1本でこの夏に空いた心の穴は埋められたのだった。。。 . . 後でいろいろ調べたところ、 『この映画のコンセプトを理解できたのは"キアヌ・リーブス1人だけ"だった』 らしい。 . 一説によると、キアヌはこの映画で『人生を2回過ごせる』 くらいの大金を得た、と言われている。 . それでも服装に気を使わず、地下鉄に乗り、公園で1人で自分の誕生日を祝ってしまうキアヌは他のハリウッドセレブとは次元の違う思想を持っているのだろう。 . . またこの映画は『コンピューター』を『権力者』『富裕層』などに置き換えると、この世界の現実を風刺している、とも考えられる点が面白いところです。 . さらに世界は今変革が始まったばかりであり、この映画のコンセプトのリアリティがますます高まっていると言われています。 . 今この映画を改めて見直すと、昔観た人はさらに面白く観れ、初めて観る人は新鮮に観れるかもしれません。 . お時間あればぜひご鑑賞ください。 . . *ラストシーンで『Rage Against Tha Machine』の『Wake Up』をバックに、主人公ネオが電話ボックスから出て、仮想空間であるこの世をゆっくり見渡してからサングラスをかけ、そのあと空を飛んでっちゃうシーンは失禁クラスでカッコいいので、ぜひ最後まで観てください。 . *めんどくさいのでバトンは次につなぎません! 「つなげなくていい?」って言ったら快諾してくれたハマジに感謝です。 . . #マトリックス #matrix #仮想空間 #仮想世界 #この世は幻 #仏教 #唯識 #般若心経 RIKU KUDARA(Logeq)(@rikukudara)がシェアした投稿 – 2020年 5月月16日午後11時36分PDT 2020-05-18 | Posted in blog | Comments Closed « 前の記事へ 次の記事へ »
カテゴリー blog CD Event lineatt Lyric rikupe Secret Room限定動画 secretroom おすすめ記事 久樂 陸とPE-の都市伝説グッズ 久樂 陸とPE-の都市伝説公式LINEアカウント 動画販売 未公開動画 名作記事 ●戦争体験者による、テレビでは”間違いなく伝えられない”けど大事なお話。 ●『テクノ』で泣いた話。 ●『流行ってる音楽』と『時代に合った音楽』は違う。 ●勘違いされて解釈されている言葉→『天は人の上に人をつくらず人の下に人をつくらず』 最近の投稿 年末年始のアーカイブ大解放!!!!! 夏のアーカイブ大解放!!!!! 都市伝説アーカイブ配信一斉公開!!!!! リアルライブの写真(Photo:木村直軌) リアルライブのクイズの答え(2022.9.30 下北沢ERA) Logeq:(ロジェック)本名:久樂 陸(くだら りく) ヴォーカリスト、 音楽プロデューサー、作編曲家、作詞家。 都市伝説テラー。 『Fed MUSIC(ex.ZARIGANI5)』のVo.Gtとして、 Rock In Japan、Count Down Japan、Rising Sun Rock Festival、 等の多数の大型フェスに出演。 ソロプロジェクト『Logeq』では日本のみならず、アメリカ、ヨーロッパ、アジアを中心にワールドワイドなライブ活動やリリースを行っている。 LogeqではDJをしながら歌を歌い、たった1人でライブを行う『DJ Vocal』という新しいスタイルを確立。 iPadとマイクロフォンだけで自分の音楽の全てを表現する。 世界中どの場所でもキャリーケース1つで出かけてライブを行うことが可能。 また音楽プロデューサーとして、 アーティスト、バンド、アイドル、CM音楽、フランスのアーティストのプロデュース等、多数の楽曲提供がある。 (詳細は「Works」へ) さらに『都市伝説』の知識が深く、定期的に自身の都市伝説トークライブの開催、イベント出演、ニコ生番組、テレビ番組『ニノさん』(日本テレビ)『音流』(テレビ東京)への出演なども果たしている。 ●Fed MUSIC(Vo.Gt) https://fedmusic.themedia.jp/ ●autoclef(Produce Team) https://www.facebook.com/autoclef/?fref=ts ● Instagram https://www.instagram.com/rikukudara/?hl=ja/ ● Twitter https://twitter.com/RIKUKUDARA/ ● Facebook https://www.facebook.com/riku.kudara ●旧ブログ『Regionalize』はこちら http://riku- logeq.tumblr.com/ アーカイブ 2024年4月 2023年12月 2023年7月 2023年4月 2023年3月 2022年12月 2022年10月 2022年9月 2022年7月 2022年3月 2022年2月 2021年12月 2021年10月 2021年9月 2021年7月 2021年6月 2021年5月 2021年3月 2021年1月 2020年12月 2020年11月 2020年10月 2020年9月 2020年8月 2020年7月 2020年6月 2020年5月 2020年4月 2020年3月 2020年2月 2020年1月 2019年12月 2019年11月 2019年10月 2019年9月 2019年8月 2019年7月 2019年6月 2019年5月 2019年4月 2019年3月 2019年2月 2019年1月 2018年12月 2018年11月 2018年10月 2018年9月 2018年8月 2018年7月 2018年6月 2018年5月 2018年4月